時短営業延長、続く「試行錯誤」 いわきの居酒屋でランチ開始

 
「ランチにも力を入れ、なんとかしのいでいきたい」と語る斉藤さん

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、県が4日に発表した緊急対策期間の延長。14日までとなった酒類を提供する飲食店などへの営業時間短縮に、いわき市内の飲食店関係者も1週間の"延長戦"を乗り切ろうと試行錯誤を続ける。

 「わずかなお客さんで食いつないでいる状況だが、新型コロナウイルスを収束させるためには仕方ない」。同市平で居酒屋「やきとり福住」を経営する斉藤桂一さん(49)は語る。

 例年忘年会でにぎわいを見せる昨年末も、自粛により客入りはほとんどなかったという。テークアウトにも力を入れているが、昨年4月の緊急事態宣言以降は1日数十件あった注文も今では数件で、全体の売り上げは例年の約5割まで落ち込んでいる。

 その中でも「従業員の給料もある。できることは全てやろう」と、先月15日の時短要請からランチの営業も新たに始めた。会員制交流サイト(SNS)でも口コミが広がり、少しずつ手応えを感じているという。「居酒屋にとって夜の時短要請は厳しい措置だが、なんとか工夫してしのぎたい」と胸中を語る。