福島県、入院の高齢3人死亡 新型コロナ、新たに7人感染確認

県は6日、新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた男女3人が死亡したと発表した。死亡は計55人。新たに7人の新型コロナ感染を確認したとも発表した。5日に陽性が判明し、県内の感染確認は計1775人となった。
死亡した3人のうち、90歳以上の女性は4日、80代の男性2人は5日にそれぞれ死亡した。
新たに感染が分かった7人の市町村別の内訳は、福島市6人、昭和村1人。福島市の6人はいずれも、県内陽性者の濃厚接触者。県は家庭内感染とみている。昭和村に住む30代の女性の感染経路は分かっていない。
県は5日までに25人が退院し、1人が宿泊療養施設を退所したとも発表。入院者(予定含む)は152人で病床使用率は32.4%(前日比4.1ポイント減)となっている。重症は11人、7人が宿泊療養中。
- 太田西ノ内病院クラスター13人に拡大 新型コロナ、福島県発表
- 新型コロナワクチン「集団接種」課題浮かぶ 郡山市が模擬訓練
- 東北新幹線、11日ぶり「全線再開」 福島県沖地震、当面は本数減
- 相馬、新地で「罹災証明書」申請受け付け始まる 福島県沖地震
- 3号機地震計の故障放置「誠に遺憾」 経産相、東電に改善指示
- エアレース、2022年「復活」 室屋義秀選手、参戦に前向な意思
- 東和牛像も「マスク」着用 住民に新型コロナ感染予防呼び掛け
- いわき海星高・練習船「福島丸」小名浜帰港 メバチマグロ水揚げ
- 降圧剤の薬服用、骨のさび抑制 「骨粗しょう症」治療薬開発へ
- 「ふるさと創造学」全国発信 復興課題解決、生徒ら活動の成果