無人のスキーリフト「落下」 二本松のスキー場、けが人はなし
6日午前11時40分ごろ、二本松市のあだたら高原スキー場で、2人乗りリフト「バイオレットラインリフト」のスキーヤーが座って移動する搬器1基が落下した。スキー場を運営する富士急安達太良観光(二本松市)が6日、発表した。
同社によると、落下した搬器に乗っている人はおらず、けが人はいなかった。落下したのは、スキー場中間部で運行する同リフト(延長450メートル)の降り場。
乗員を降ろした後、風にあおられて折り返し部の鉄製の支柱にぶつかり、さらに揺れが激しくなったことで、ワイヤロープから外れて落下したとみられる。
直前の風速は秒速10メートル以上。当時、風が強まってリフト停止基準(秒速14メートル以上が5秒間継続)に達する恐れがあり、運行を停止するために乗員を降車させる作業を進めていた。後続の搬器に乗員がいたが、落下の影響はなかった。
同社は落下後、同リフトの運行を終日停止した。場内のほかのリフト3基は風の状況に注意しながら営業を継続した。落下事故については、国土交通省東北運輸局と二本松署に報告した。
- 福島県、新型コロナ38人感染確認 郡山18人など、県計2007人
- 野生イノシシ2頭の豚熱感染確認 西郷と白河、福島県計16頭に
- 福島県、3月4日から医療者用ワクチン接種 来週までに23施設
- 若松教育旅行、震災後最多784校 新型コロナ拡大の関東を回避
- さかなクン、常磐もの海産物のおいしさPR 3月4日動画公開
- 「セブンティーン」箭内夢菜さんが卒業 専属モデル、4月号で
- 室屋義秀さん、東京上空に「笑顔のマーク」 3月8日フライト
- プロキックボクサー・吉田英司さん2冠報告 棚倉町役場を訪問
- イオンモール誘致へ向け基本構想 伊達市、方針など策定進める
- 福島県各地で「強風」吹き荒れる 東北線、常磐線で運休や遅れ