いわきの住宅地に「サル」出没 一時騒然、110番通報が相次ぐ

 
住宅街に現れた野生のサル=6日午前10時15分ごろ、いわき市

 6日午前7時ごろ、いわき市の住宅地で「サルがいる」と住民から110番通報が相次いだ。通報を受け、いわき中央署員らがサルの捕獲に乗り出し、住宅地は一時騒然となった。

 目撃されたのは、JRいわき駅から北に約3キロの住宅地。サルは一時、トラックなどが置かれた倉庫内に逃げ込んだ。署員が捕獲用の網などで取り押さえようとしたが、一瞬のうちに逃げられた。その後も、市職員が捕まえずに山へ追い返そうとサルの足取りを追ったが、見失ったという。

 市やいわき中央署によると、けが人や農作物の被害は確認されていない。3、4、5日にもサルの目撃情報が寄せられていたという。市は、サルを目撃した場合、追い回して威嚇したり、餌を与えたりしないよう注意を呼び掛けている。

 目撃された現場の近くに住む会社員の60代男性は「この地区にサルが出没するのは初めてだ。無事に山に帰ってほしい」と願った。