介護職のやりがい、漫画で紹介 福島県内の小学5年生に配布

 
介護の魅力を紹介した「さくらおばあさんの卒業式」

 県社会福祉協議会は、介護の魅力を紹介する漫画冊子「さくらおばあさんの卒業式」を作製し、県内の小学5年生1万4543人への配布を始めた。仕事内容ややりがいなどを分かりやすくまとめており、職業としての介護に興味を持ってもらう狙いがある。

 県が同協議会に業務を委託して作製した。県によると、小学生を対象に介護の仕事についてPRするのは初めて。県内の高齢者施設職員から提供されたエピソードを基に内容を構成した。

 漫画は、特別養護老人ホームが舞台。介護職員として働く男女の若手職員が、貧しさなどから小学校の卒業式に出席できなかった入所者に卒業式をプレゼントする―とのストーリー。利用者に寄り添いながら、一人一人の人生が輝くように寄り添うなど、介護職の魅力を盛り込んでいる。

 県は、漫画を読み、介護職に興味を持った児童とその保護者を対象とした施設見学会を開く予定。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて最終的に判断する。漫画は、県のホームページなどで閲覧できる。