図書館にも巣ごもり需要 企画貸し出しや「本の除菌機」設置

自動で本を除菌する「図書除菌機」
巣ごもり需要は、県内の図書館にも広がる。県立図書館(福島市)では、昨年春の緊急事態宣言時の休館もあり、年間の入館者数は減少しているものの、貸出数は例年とほとんど変わらない状況。一度に多くの本を借りていく人の姿も目立つという。
県立図書館は、コロナ禍に対応するため、関心が高まる料理やリモートワークの新書などを入荷。現在は「本で知る世界遺産」をテーマに、旅行気分を味わってもらう企画貸し出しも行っている(14日まで)。安心して利用してもらうため、「図書除菌機」も設置した。担当者は「ゆっくり本を読む時間ができた今、『おうち時間』を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
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