東邦銀行員110万円着服、懲戒解雇 顧客の預金を不正出金

 

 東邦銀行は8日、富田支店(郡山市)に勤務する調査役の男性行員(34)が、顧客1人から預かった通帳などから現金を不正に引き出し、計110万円を着服していたと発表した。同行は8日、男性行員を懲戒解雇処分とした。

 同行によると、男性行員は昨年12月と今年1月、渉外係として担当していた顧客から通帳と払戻請求書を預かり、2回にわたり不正に引き出した現金を着服していた。着服額は昨年12月が60万円、今年1月が50万円で、パチンコなどの遊興費や生活費に充てたという。

 顧客から1月に問い合わせがあり、行内調査を行ったところ発覚した。男性行員は全額弁済している。

 同行では、いわき営業部(いわき市)の融資渉外課長代理だった男性行員が299万円を着服する不祥事が昨年11月に発覚し、法令順守の徹底や内部管理態勢の強化などを図っていた。

 同行は「今回の不祥事件を厳粛に受け止め、信頼回復と再発防止に向けて全行挙げて取り組む」とした。