梵天作り佳境、23日に初寅祭 本宮・高松山観音寺

 
梵天作りに取り組む矢島住職

 100年以上続く高松山観音寺の初寅祭は23日午後6時から、本宮市の同寺で行われる。同寺は祈とう申し込みを受け付けている。

 初寅祭は毘沙門天王を祭る伝統行事で、毎年、旧暦の正月から数えて最初の寅の日に行われている。

 今年は新型コロナウイルス感染防止のため、参拝者による福梵天(ぼんてん)の取り合いは行わず、抽選で実施。福銭まきも抽選会に変更する。地元の青年らによる裸神輿(みこし)は中止する。

 採燈(さいとう)護摩祈とうは例年通り行われ、新型コロナの退散や商売繁盛、家内安全など、1年の幸福を祈願する。祈とうの申込者には、毘沙門天王の御利益があるとされる梵天が授けられる。

 同寺では現在、矢島義浩住職を中心に梵天作りが佳境を迎えている。矢島住職は「初寅祭を通して少しでも参拝者の心が癒えてくれれば」と話している。問い合わせは同寺へ。