在宅介護高齢者、訪問接種は困難 郡山市、新型コロナワクチン

 

 新型コロナウイルスワクチン接種を巡り、郡山市は9日、市内で在宅介護を受ける高齢者には接種せず、同居家族を優先して接種し、家庭内で集団免疫を確保する方針を示した。

 医療、福祉関係者との調整を図る専門委員会の会合で市が明らかにした。自宅で介護を受ける高齢者は家族から感染する可能性が高く、接種予定のファイザー社製のワクチンは保管と配送が難しく、個別に自宅を訪問して接種を行うことが難しいためとした。

 市は要介護認定3~5の高齢者を対象とする方針で、市内に約2500人いるという。同居家族の接種は、高齢者に次ぐ優先順位となる見通し。

 国は方針では、介護施設などを利用する高齢者は施設内で接種し、施設の職員については高齢者と同時に接種可能としている。