週に1度「出前の日を」 会津若松商工会議所が呼び掛け

 
「出前の日」がスタート、注文した出前弁当に手を伸ばす渋川会頭(左)ら

 会津若松商工会議所は10日、各職場で週に1度程度、市内飲食店などからの「出前の日」を設けるよう、会員事業所や関係機関への呼び掛けを始めた。新型コロナウイルス禍の時短要請や外出自粛で苦境に立つ飲食店を応援する取り組みで、渋川恵男(ともお)会頭は「自粛中のストレス解消につながるなど注文する側にもメリットがある」と、支援の輪の広がりに期待する。

 地元飲食店を応援する取り組み。同商議所には市内約2700事業所が加入しており、「あなたの職場に設けてください」「毎週○曜日は、出前の日」と書かれた要請チラシを全事業所に送付。会津地方振興局や会津若松署、会津若松税務署などの公的機関への呼び掛けも開始した。

 同商議所も毎週水曜日を出前の日に設定。初日となった10日は、渋川会頭や竹田秀、星幹夫両副会頭、寺内秀也専務理事らが注文した天丼を受け取り、仕切りを設けた会頭室で会食した。職員らも会員店舗に注文した弁当などを食べた。

 星副会頭は約1100事業所が加入する会津若松法人会の会長も務めており、「いい取り組み。法人会の会員にもぜひ呼び掛けたい」と話した。

 同商議所は、ホームページに出前やテークアウト情報を掲載した「SOS掲示板」を設けるなど、地元飲食店支援の取り組みを進めている。渋川会頭は「経済循環につながるだけでなく、お互いを知るきっかけになったり、骨休みになったり、効果は大きい。全県に広がれば、効果はさらに大きくなる」と語った。