「橋名板」新たに93枚が盗まれる 須賀川など10市町村で被害

 
「橋名板」が盗まれた落合橋=10日午後4時20分ごろ、須賀川市

 浅川、塙、矢祭の3町で橋やトンネルの名前などが記された「橋名板」や「銘板」が相次いで盗まれた事件で、3町を含む須賀川や南相馬など10市町村で新たに、橋名板が少なくとも93枚盗まれていたことが10日、県や市町村への取材で分かった。すでに被害が判明していた3町と合わせると被害は計109枚で、県などによると被害総額は245万円以上とみられる。

 県などによると、新たな被害は10日現在、県が管理する橋の橋名板は石川町2枚、鮫川村4枚。市や町が管理する市・町道と農道に架かる橋は、矢祭町41枚、須賀川市12枚、棚倉町11枚、塙町8枚、浅川、石川、古殿3町でそれぞれ4枚、矢吹町3枚。南相馬市でも県が管理する橋3カ所で盗難があったが、県は具体的な被害枚数を明らかにしていない。

 橋名板は青銅や金属製。いずれもボルトなどで固定されていたが、ボルトごと盗まれたり、板を剥がしたような跡があったという。

 県などは警察に被害届を提出。須賀川、石川、棚倉の各署などが広域窃盗事件として関連を調べている。

 県などは被害状況を確認中としており、被害件数が増える可能性もある。