暁まいり規模縮小、変わらぬ「伝統」の重み ミニ大わらじ奉納

 
羽黒神社に奉納された有志が自作したミニ大わらじ=10日午後、福島市

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となった福島市の伝統祭事「信夫三山暁まいり」の代替行事として、大わらじ奉納の担ぎ手でつくる「日本一の大わらじを担ぐ会」の有志は10日、規模を縮小して暁まいりを行った。

 例年奉納される長さ12メートル、重さ2トンの大わらじに似せて、長さ約80センチ、重さ約2キロの「ミニ大わらじ」を作り、羽黒神社に奉納した。例年と同じように羽黒神社を目指して市内約10キロを歩いた。新型コロナ対策として掛け声は控え、会員同士の距離を保ちながら交代でわらじを担いだ。

 同会は42年前から、担ぎ手不足となっていた大わらじ奉納に協力してきた。

 有志代表を務めた関口栄幸副会長(43)は「これまで守ってきた伝統をつなぐことができてうれしい。来年こそ本物の大わらじを担ぎたい」と願った。