「安達ケ原ふるさと村」道の駅に 二本松市、23年度指定目指す

 

 二本松市は、市内のレジャー施設「安達ケ原ふるさと村」の道の駅化に乗り出す。2021年度に基本計画を策定した後、施設整備を進めて23年度中の道の駅指定を目指す。

 新年度一般会計当初予算案に関連予算710万円を盛り込んだ。市が10日、新年度の重点事業などを市議会に説明した。

 登録を目指すのは約7.5ヘクタールの施設のうち、県道沿いのレストランなどが入るふるさと館と駐車場(大型車含め115台)合わせて約0.9ヘクタール。既存施設を有効活用し、24時間利用できる屋外トイレなどを整備する方針。災害時の支援機能なども検討する。

 ふるさと村は1993年7月、市民や観光客の憩いの場や、市の歴史や風土を紹介する施設として、県道沿いにオープンした。当初20万人以上を数えた利用者は社会情勢の変化などで減少が続き、昨年度は約9万人にとどまる。道の駅化で施設の魅力を高めて利用を促進し、交流人口の拡大や地域経済の活性化などにつなげる。

 市内の道の駅は、安達「智恵子の里」、ふくしま東和、さくらの郷の3施設。ふるさと村が国に道の駅に指定されれば4カ所目となり、合併前の旧市町ごとに一つの道の駅が開設されることになる。市は道の駅を各地域の拠点として市内の周遊性を高めて観光の振興につなげたい考えだ。