「最後のとりで」詐欺を防ぐ 田村署、東邦銀行の2人に感謝状

 
平子所長から感謝状を受けた中沢副支店長(中央)、佐藤さん(左)

 詐欺被害を未然に防止したとして、東邦銀行小野支店の中沢裕一副支店長と窓口職員の佐藤智子さんは8日、田村署から署長感謝状を贈られた。

 同署によると、1月21日午前10時ごろ、50代の女性が同支店を訪れ「口座の利用限度額を引き上げたい。2400万円が当たったとのメールが届き、お金を受け取るために入金限度額を解除するよう求められた」と相談した。話に不審な点を感じた2人は女性を説得し、警察に通報して詐欺被害を防いだ。

 同署小野分庁舎で贈呈式が行われ、平子誠所長が2人に感謝状を手渡した。平子所長は「最後のとりでとして被害を防いでくれた」と感謝した。

 中沢副支店長は「経験を通じた判断ができ、対策の成果が出た」、佐藤さんは「(金融機関の)自分たちが思い込みをせず、お客さんと接することが大切と感じた」と述べた。