福島県内「初進出店舗」誘致へ 伊達市出店計画のイオンモール

 

 流通大手イオンは10日、伊達市に出店を計画する大型商業施設「イオンモール北福島(仮称)」のテナントに県内初進出の店舗を誘致する方針を示した。商業施設の概要や開業時期については「現在計画中で詳細は答えられない」とした。

 商業施設では地元特産品の販売拡大を図るほか、自然や散策が楽しめる「コミュニティーパーク」の整備も検討する。グループ会社イオンモールの秀方純北海道・東北事業部長は「福島県内には大型商業施設が少なく、仙台市などで買い物をする顧客も多い。地元での消費マインド向上に貢献できればいい」と述べた。

 建設予定地の近くには東北中央道「相馬福島道路」の伊達桑折インターチェンジが昨年8月に開通した。相馬福島道路は本年度中に全線開通が予定されており、イオンは宮城県や山形県の南部を含めた商圏を構築したい考え。

 イオンモール出店を巡っては、伊達市が建設予定地を造成するための地区計画を決定した。建設予定地を含む約20万5000平方メートルの土地造成工事に向けた手続きが可能になる。地権者らでつくる堂ノ内土地区画整理組合設立準備委員会は2024年3月末ごろまでの開業を目指して調整を進める。