浜通り新生へ決意 13市町村の青年有志、情報発信や学生支援

 
清水市長(左から2人目)に本格始動を報告した吉田代表(左)ら

 浜通り13市町村の青年有志でつくる地域連携団体「HAMADOORI13(はまどおり・サーティーン)」は、一般社団法人の登記を完了し、本格的な活動を開始した。新年度から、地域情報発信や学生支援などに取り組む。吉田学代表は「若い人たちの意見を引き出し、新しい地域をつくっていきたい」と意気込んでいる。

 同団体は昨年夏に、50人程度の若者による任意団体として設立された。東日本大震災後、浜通りの各地域で復興に向けた取り組みなどが進められてきたが、地域同士のつながりが薄いとして、新しい地域づくりを目指している。

 浜通りの社団法人やNPO、青年会議所など各団体の取り組みを共有し、応援する仕組みの構築を目指している。また、子どもたちが将来的に地元に戻って活躍できるよう人材育成事業にも力を入れるという。10月には震災から10年の節目として、「追悼」と「感謝」をテーマとしたイベントの開催を検討している。具体的な事業計画は今後決める方針。

 吉田代表らは9日、いわき市役所を訪れ、清水敏男市長に本格始動を報告した。吉田代表は地域づくりの決意とともに、「ほかの地方でも同じような動きが出てきてほしい」などと期待した。藤田大副代表らが同行した。

 吉田代表らは、いわき市以外の12市町村長もそれぞれ訪問する予定。