郡山の7保育施設で園児164人が胃腸炎 家庭介して感染拡大か
郡山市は12日、市内の認可保育施設7カ所で感染性胃腸炎の集団発生が確認されたと発表した。10日時点で、累計164人が感染した。
感染が確認されたのは0~6歳で、いずれも軽症。多い施設で約50人の感染が判明している。市によると、施設内での感染が家族内で拡大し、きょうだいなどを通して別の保育施設でも広がったとみられる。現在は感染者数が減りつつある状況という。
市は市内全ての保育施設に注意喚起し、集団発生があった施設には、トイレや手の触れる場所の消毒を行うように指導した。約50人が感染した1施設に対しては、市が直接訪問して状況を確認した。感染が拡大した施設は休業などしていない。
市こども育成課は「コロナ対策で使われるアルコール消毒はノロウイルスが疑われる胃腸炎には効かないので、嘔吐物(おうとぶつ)などは次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤で消毒してほしい」と話している。
- 内堀知事「復興拠点外の対応、方向性を」 政府に検討加速求める
- 双葉郡の民俗芸能継承を 浪江町「請戸の田植踊」などライブ配信
- 「町民に元気届ける」踊りがつなぐ古里 浪江・双葉の保存団体
- なすびさんら福島の未来へ意見 三春でシンポ、震災10年を振り返り
- 未来へ気持ち一つに「希望の鐘」 福島で鎮魂・追悼祈念イベント
- 楢葉町が「ゼロカーボンシティ宣言」 新年度リサイクル施設再開へ
- 「最後まで楽しめた」ミュシャ展が閉幕 フォトコーナーも人気
- 将棋支部対抗戦いわき中央V 福島県大会、名人戦は樋口さん制す
- フラガールら案内、いわきの魅力に触れる オンラインツアー第1弾
- 著名人らが絵付け「起き上がりこぼし」 3月11日から福島で展示