司馬遼太郎の功績しのぶ 若松・鶴ケ城三の丸、文学碑前で献花祭

 
司馬遼太郎文学碑に菜の花を献花する林会長

 会津を舞台にした「王城の護衛者」や「歴史を紀行する」などを執筆し会津にゆかりが深い作家司馬遼太郎の命日に合わせ、会津若松市の鶴ケ城三の丸にある司馬遼太郎文学碑前で12日、献花祭が行われた。例年より人数は制限したが、出席者が司馬がこよなく愛した菜の花を献花し、功績をしのんだ。

 文学碑は、在京の会津出身者などでつくる会津会や司馬ファン、報道関係者などの寄付で2013(平成25)年11月に建立された。

 文学碑には「磐梯石」が使われ、正面には「会津藩というのは、封建時代の日本人がつくりあげた藩というもののなかでの最高の傑作のように思える」(「歴史を紀行する」より)などの文字が刻まれている。裏面では司馬の功績を紹介している。

 献花祭は、会津松平家奉賛会が主管。会津若松商工会議所、会津若松観光ビューロー、会津青年会議所など関係団体の代表が出席した。

 林健幸会長、宮森泰弘同文学碑実行委員長らが次々に文学碑の前に菜の花を献花した。