相馬で震度6強 震源は福島県沖、常磐道土砂崩れ

13日午後11時8分ごろ、本県の中通りと浜通り、宮城県南部で震度6強の地震があった。気象庁によると、震源地は本県沖で、震源の深さは55キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・3と推定される。気象庁によると、沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、津波の心配はないとしている。
原発異常なし
東京電力によると、午後11時40分現在、福島第1原発と福島第2原発のプラントやモニタリングポストの数字に大きな影響は出ていないという。東電がパトロールなどを行い、詳しい状況を確認している。
県や地元消防などによると、けがをしたなどの通報が郡山市で4件、白河市と相馬市で各1件、矢吹町で3件あった。
相馬市の地元消防によると、同市大野の常磐道で土砂崩れがあったとの通報があった。いわき市消防本部によると、市内で大きな被害情報は入っていない。市によると、内郷小島町で水道管の破裂があったという。平中心部では、店舗のガラスが割れるなどの被害が出ている。
東北電力によると、午後11時50分現在、浜通りや中通りを中心に約6万2千戸が停電しているとみられる。同社が確認を急いでいる。
各地の震度は次の通り。
震度6強=相馬、国見、新地、蔵王・宮城▽震度6弱=福島市役所、郡山、郡山開成、郡山湖南、須賀川八幡山、須賀川、南相馬小高、伊達前川原、伊達梁川、本宮白岩、桑折、川俣、天栄、広野下北迫大谷地原、楢葉、川内村役場、大熊、双葉、浪江
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