深夜に強烈な揺れ、店内散乱 福島県で震度6強、原発異常なし

 
棚から落下し、散乱した商品の片付けに追われる従業員=13日午後11時30分ごろ、ローソン川俣新中町店

 深夜、強い揺れが突然、本県を襲った。中通りと浜通りであった震度6強の地震。県は災害対策本部を設置、県庁の危機管理センターには13日午後11時20分ごろから職員が集まり、情報収集に奔走した。

 東京電力によると、午後11時40分現在、福島第1原発と福島第2原発に新たな異常は確認されていないという。

 県警は、県警本部に災害対策本部を設置し対応する方針。

 郡山地方消防本部によると、午後11時45分現在、郡山市内でけがをしたという通報が4件あったほか、ガス臭がするなどの通報が寄せられている。県などによると、白河市で1件、矢吹町で3件、相馬市で1件のけがの情報が入っている。

 東北電力によると、午後11時50分現在、浜通りや中通りを中心に約6万2000戸が停電しているとみられる。同社が確認を急いでいる。

 白河市は市中央公民館に避難所を設置する方針。市民数人が市役所に自主避難しているという。

 震度6強を観測した相馬市。市街地ではブロック塀が崩れている箇所もあった。相馬共同火力(相馬市)によると、新地町の新地発電所1、2号機を安全確認のため地震直後から緊急停止した。

 福島市でもブロック塀が崩れるなどの被害が出ている。福島市のコンビニオーナーの60代女性は「店の掃除をしていたところだった。普通の揺れではないと感じ、3・11のような地震が来るのかと思い、怖かった」と話した。