福島県内70人超が負傷 震度6強の地震、常磐道で土砂崩れ

 
落石で通行止めとなった松川浦大橋周辺の臨港道路。乗用車が落石に衝突し運転手が搬送された=14日午前6時40分ごろ、相馬市尾浜

 13日午後11時7分ごろに福島県中通りや浜通りで震度6強の地震があり、県内各消防本部のまとめ(14日午前8時現在)で負傷者は71人に上った。うち3人が重傷。福島市や相馬市など17市町が避難所で住民を受け入れ、県は17市町に災害救助法の適用を決めた。

 東京電力福島第1、第2原発では使用済み燃料プールから少量の水漏れなどがあったが、目立った異常は確認されておらず、周辺のモニタリングポストに大きな変動はないという。

 常磐道は県内一部区間で通行止めとなっており、相馬市では斜面が崩れ土砂が上下線を覆った。公共施設でも被害があり、東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)は臨時休館した。

 JR東日本によると、東北新幹線は14、15の両日、設備点検のため終日、那須塩原―盛岡の上下線で運転を見合わせる。東北線、常磐線、奥羽線、磐越西線、磐越東線、只見線、水郡線も運転を見合わせるなどしている。

 東北電力ネットワークによると、県内では最大で19市町村の約6万8300戸が停電し、14日午前7時現在で郡山市と相馬市の420戸が復旧していない。