「伝統を未来に」職人がカヤ屋根修復 いわきに移築保存した古民家

修復工事を行う職人
いわき市暮らしの伝承郷は、同館に移築保存した古民家のカヤ屋根修復工事を行っている。南会津町からかやぶき職人が訪れ、3月完了を目指して作業している。
江戸時代後期に建築された古民家「旧芳賀家」は1997(平成9)年、同館に移築され、今回が初めての大規模な修復工事となった。古いカヤを残し、8トントラック4台分ほどの新しいカヤを差し込む「差しガヤ」という方法で屋根をふいていく。
同館で13日、かやぶき職人から施工工程などを学ぶ講座が開かれ、市民16人が先人の技術や知恵に理解を深めた。馬場守親方(88)は「伝統を未来につないでいきたい」と技術継承への思いを伝えた。
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