安斎さん、中学生部門「金賞」 ショパン国際ピアノコンinASIA

 
賞状とメダルを手にする安斎さん(手前)と山本さん

 郡山市の安斎華(はんな)さん(郡山七中2年)は「第22回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」の中学生部門で金賞に輝いた。同コンクールは若手演奏家の登竜門とされており、安斎さんは「プロのピアニストになれるよう、もっと腕を磨いていきたい」と気持ちを新たにしている。

 同コンクールは、ショパンの曲を通じて実力あるピアニストを育成しようと毎年開かれている。世界的な演奏家が審査員を務め、大会で認められた受賞者らは国内外で活躍している。今年は新型コロナウイルスの影響で、演奏する様子を撮影した動画での審査となったが、日本をはじめアジア各国の若手ピアニストらが参加した。

 中学生部門の本大会には57人が出場。安斎さんはショパンの「練習曲 作品10―1」と「バラード第2番 作品38」を演奏した。「自分なりのイメージを持って演奏することができた」という。

 1月中旬にインターネットで審査結果が発表され、目標にしていた金賞を受賞したことが分かると飛び上がって喜んだ。

 安斎さんは2人の姉の影響で3歳からピアノを習い始め、現在は同市の山本真希さんに師事している。世界的なピアニストを目指して演奏活動をしている山﨑亮汰さん(安積黎明高卒)も指導した山本さんは「(安斎さんは)演奏に勢いがある。これから成長し、さらに芸術性が高まっていくのが楽しみ」と期待する。

 「とにかくピアノを弾くのが楽しい」と話す安斎さん。クラシックからジャズ、ポピュラーまで幅広く演奏できるピアニストになるのが夢だ。「聴いていただいた人に感動してもらえる演奏家になりたい」と目を輝かせた。