2メートル間隔「テント」設置 避難所、新型コロナ感染防止策
避難所では、新型コロナウイルス感染防止対策が取られた。相馬市の「スポーツアリーナそうま」には、ピーク時の14日午前3時に92人が避難した。密を避けるため体育館内に約2メートル間隔でテントが設置され、世帯ごとに入った。
入り口では市職員が検温と消毒を徹底。施設の第2体育館を通常の避難所とし、約50メートル離れた第1体育館を発熱者が出た場合の避難所とした。駐車場には救急車1台を配置し、抗原検査の態勢を整備した。発熱者は見られなかったが、市の担当者は「あらかじめ感染症に対応した設営方法を決めることでスムーズに対応できた」と胸をなで下ろした。両親を連れて避難所を訪れた同市和田地区の会社員の男性(55)は「感染症の不安はあったが、対策が取られていてほっとした」と話した。
いわき市は15日、同日から16日朝にかけて見込まれる大雨と暴風への対応として、自主避難者向けの避難所を開設。避難所の混雑状況を市民に周知する、マップ型混雑検知システム「バカン」を運用した。
13地区に設置した。15日午後5時時点で避難者がなかったため、同6時30分に全ての避難所を閉鎖した。市は13日夜に発生し、同市で震度5強を観測した地震により、家屋倒壊や土砂災害の危険性が高まっているとし、避難所を開設した。
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