常磐道17日通行再開へ 地震で土砂崩れ、相馬-新地IC間

 
17日の再開に向けて復旧が進む常磐道の土砂崩れ現場=16日午後2時30分ごろ、相馬市

 福島県沖を震源とする最大震度6強を観測した地震の影響により通行止めとなっている常磐道相馬―新地インターチェンジ(IC)間の上下線が17日に再開する見通しとなった。赤羽一嘉国土交通相が16日の記者会見で明らかにした。

 常磐道は、相馬市黒木で道路西側の高さ約30メートルの山の斜面が幅約70メートルにわたって崩落し、土砂が上下線を覆い反対車線のガードレールまで到達した。崩れた土砂の量は約5千立方メートルに上るという。

 内堀雅雄知事は16日、崩落現場を視察。東日本高速道路(ネクスコ東日本)によると、崩れた土砂のほか、現場周辺の不安定な斜面部分の土砂も排除してモルタルで保護、路肩に防護柵や大型土のうを設けるなどして当面の再発防止を図るという。内堀知事は「再度発生しないように安全対策に配慮してほしい」と求めた。

 内堀知事が被災現場を視察するのは13日深夜の地震発生以来初めて。視察終了後、内堀知事は「余震を考えると予断を許さない状況だ。常磐道の復旧はうれしいが、今回の地震は規模が大きく、爪痕も大きいことを実感している。自治体と連携して早期復旧に努めたい」と述べた。