重傷5人、軽傷88人 福島県沖地震、鏡石で住宅20棟全壊

 

 地震の被災地を襲った15日の強風、大雨の影響を含め、福島県内の負傷者は16日午後3時現在、重傷5人、軽傷88人の計93人となった。

 県などによると、新たに重傷となったのはいわき市の男性(61)。15日午後7時10分ごろ、階段を下りる際に強風にあおられて転倒し、背骨とかかとの骨を折ったという。

 住宅被害も拡大した。16日午後3時現在の県のまとめでは、鏡石町で20棟の全壊が確認されたほか、県内各地で少なくとも半壊が32棟、一部損壊が1755棟に上った。このほか公共施設をはじめ施設227棟でも被害があった。避難所を開設しているのは福島、郡山、相馬、国見、新地の5市町で、新地を除く4市町の29世帯43人が身を寄せている。

 新地町の断水は15日中に復旧した一方、相馬市の一部では飲用制限が続いている。一部で休校が続いていた公立学校は17日、全ての学校で再開する。県立学校などでの一部損壊の被害は63施設に上っている。