首にナイロンバンド、衰弱のオットセイ保護 アクアマリンふくしま

 
消波ブロックに横たわるキタオットセイ(アクアマリンふくしま提供)

 いわき市小名浜のアクアマリンふくしまは16日、同市の江名漁港で衰弱した野生のキタオットセイ1頭を保護した。発見時、首にはナイロンバンドが巻き付いており、海で餌を捕れなかった可能性もある。栄養状態が悪く、命に危険が及んでいるという。

 同館によると、保護されたのは体長約1メートル、体重35キロの雄で、標準的な体重よりも痩せている。年齢は不明。ナイロンバンドは泳いでいた際に首に巻き付いたとみられる。

 同日午前7時45分ごろ、同漁港の消波ブロックに横たわっているキタオットセイを近所の人が見つけ、同館職員に連絡、職員が保護した。

 保護に携わった同館の獣医師平治隆さん(49)は「保護しなければ数日後に死んでいる可能性もあった。海にごみを捨てるようなことはしないでほしい」と語った。