常磐道4日ぶり再開 福島県内けが100人、住宅被害2000棟超に

 
道路の土砂が取り除かれ、通行止めが解除された常磐道相馬-新地インターチェンジ間 =17日午後6時10分ごろ、相馬市

 本県沖を震源とし最大震度6強を観測した地震で土砂崩れが起きた常磐道相馬―新地インターチェンジ(IC)間の通行止めが17日夕、4日ぶりに解除された。一方、地震と被災地を襲った強風、大雨による県内の負傷者はさらに増え、17日午後2時現在の県のまとめで重傷5人、軽傷95人の計100人となった。

 住宅被害は全壊20棟、半壊31棟、一部損壊1998棟に拡大。避難所を開設しているのは福島、郡山、相馬の3市となり、28世帯41人が避難を続けている。

 公共施設などの被害も広がっている。郡山市のビッグパレットふくしまは、スプリンクラー配管の破損などによる浸水被害のほか、天井材や外壁の脱落などがあり、3月末まで休館する予定。さらに被害が確認されれば休館期間が延長になるとして4月以降の予約受け付けも停止した。また、34市町村の小、中学校224校で断水や天井の一部落下などの被害があった。

 相馬市の一部で続いていた飲用制限は解除され、県内全ての上水道が復旧。一般道は県管理道路が国見町の白石国見線と二本松市の岳温泉線の2カ所(17日午後4時現在)、市町村道は11カ所(同2時現在)で全面通行止めが続いている。