「常磐道の復旧うれしい」利用者に安堵の声 落石防護柵を設置

 

 地震発生から4日ぶりに全線が通行可能になった常磐道の利用者からは、安堵(あんど)の声が上がった。

 仙台市の会社員谷本光史さん(31)は営業先のいわき市から帰る途中に通行止めの解除を知った。「普段から常磐道は利用するので、復旧はうれしい。途中でICを降りずに目的地に到着できるのは快適。現場で復旧作業に当たった人たちのスピード感にも驚いた」と話した。

 南相馬市と仙台市間で高速バスを運行していた東北アクセス(南相馬市)は、迂回(うかい)運転を続けていた。担当者は「14日から迂回路で運転しており、通常より時間がかかっていた。これで少しでも早くお客さまを目的地に届けられる」と話した。

 東日本高速道路(ネクスコ東日本)東北支社によると、17日は土砂崩れがあった場所に落石防護柵を設置し、路面清掃や安全確認などを実施。午後6時に通行止めを解除した。

 一部路肩狭く注意を

 路肩が狭い場所もあり、本格的な復旧にはしばらくかかるという。同社は「走行する際は速度を十分に落とし、安全運転で走行を」としている。