郡山市麓山地区「文化施設」大きな被害 福島県沖地震、復旧続く

 
地震で外壁が剥がれ落ちた郡山市中央図書館の入り口付近=17日午後3時ごろ

 本県沖を震源に13日深夜に発生した地震は、郡山市麓山地区に集中している文化施設にも大きな被害を与えた。各施設では懸命の復旧作業が続いている。

 市中央図書館では外壁が剥がれて崩落したり、内壁にひびが入ったり、吹き抜けのガラスが割れて1階に崩落したりするなど大きなダメージを受けた。さらに本棚が倒れて収納していた本が床に散乱したため、職員らは片付けに追われている。復旧作業のため14日から休館している。

 同図書館は、10年前の東日本大震災時にも約1年間の休館を余儀なくされた。今回も再開時期は見通せない状況だ。熊田賢一副館長は「発生が夜中だったため、館内に人がいなかったことが不幸中の幸い」とため息をつく。「せめて地域館と分館は早期に再開できるよう力を尽くしたい」と話した。

 市歴史資料館は展示していた土器が割れるなどの被害があり、14日から休館している。けんしん郡山文化センターでは壁にひびが入ったり、空調が壊れたりする被害があった。当面の間は休館する予定という。

 市中央公民館と市公会堂は、14日は点検のため休館したが、15日から開館している。