福島県の2団体に表彰状 第11回地域再生大賞

 

 全国の優れた地域づくり活動を応援するため、福島民友新聞社など地方新聞46紙と共同通信が設けた「第11回地域再生大賞」の表彰伝達式が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、東京での表彰式開催を見送り、参加新聞社が地元の団体に表彰状を贈る形式とした。

 今回の地域再生大賞は「コロナ禍を越えて」が副題。本県からは、北海道・東北ブロック賞に一般社団法人BOOT(ブット、西会津町)、優秀賞に会津コンピュータサイエンス研究所(会津若松市)が選ばれている。各地での伝達に先立ち、第11回地域再生大賞実行委員会の光安善樹委員長(南日本新聞社編集局長)のあいさつ、坂本哲志地方創生担当相のメッセージ、選考委員を務めたタレント大桃美代子さん、沼尾波子東洋大教授、藤波匠日本総研上席主任研究員の講評が映像で披露された。

 地域再生大賞は、北海道から沖縄まで全国の地方新聞46紙と共同通信社が、地元に活気をもたらし、全国のモデルとなる活動に取り組む団体を表彰しようと2010年度に設けた。大賞、準大賞、優秀賞などを設け、20年度の第11回までに延べ550団体が受賞している。各団体の活動は新聞やインターネット上で詳報を掲載。フェイスブックページも運営している。

 BOOT(西会津)

 北海道・東北ブロック賞に選ばれた一般社団法人BOOT(ブット)に対する表彰伝達は西会津町の西会津国際芸術村で行われた。
 福島民報社の五十嵐稔会津若松支社長が矢部佳宏代表理事に賞状や盾などを手渡した。

 矢部代表理事は「この町の価値を多くの人たちに知ってもらうのがわれわれの大きな役割であり、受賞は大変うれしい。移住者が将来にわたって暮らしていけるようお手伝いしていきたい」と語った。

 会津コンピュータサイエンス(若松)

 優秀賞に選ばれた会津コンピュータサイエンス研究所の表彰式は、会津若松市の同社で行われた。

 福島民友新聞社の小野広司編集局長が、研究所の久田雅之所長に賞状と盾を手渡した。

 久田所長は「新型コロナウイルスに苦しむ人々の役に立ちたいと思って進めた研究が評価され、うれしい。ICT(情報通信技術)を農業、観光に次ぐ会津若松市の第3の産業に育てることを目標に取り組んでいきたい」と話した。