住宅全壊21棟、半壊32棟 福島県沖地震、公共施設など455棟被害
福島県沖を震源とする最大震度6強を観測した地震による住宅被害が拡大している。20日午後2時現在の県のまとめによると、住宅被害は全壊21棟、半壊32棟、一部損壊2757棟。住宅のほか、公共施設などの建物455棟でも被害が確認されている。福島市と郡山市の21世帯33人が避難所での生活を続けている。
一般道は、県管理道路の岳温泉線(二本松市)で全面通行止めとなっており、市町村道では7カ所で全面通行止めなどの規制が続いている。
岳温泉線は擁壁や路面のひび割れなどにより復旧の見通しが立っていない。県は迂回(うかい)路として、国道459号から市道に抜ける約5.5キロの利用を呼び掛けている。通行止め区間は、ホテル光雲閣から温泉街に向かう約350メートル。
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