願い込めアクセサリー開発 須賀川高生と南相馬のガラス工房

 
「松明あかし」「相馬野馬追」をモチーフにした(右から)イヤリングとピアス

 須賀川高オフィス情報科の3年生は、南相馬市のガラス工房「イリゼ」と共同で、伝統行事「松明あかし」と「相馬野馬追」をモチーフにしたイヤリングとピアスを開発した。

 震災などの苦境を共に乗り越え未来に向かう「輪」をつくろうとの願いを込めた。同市の「すかがわ観光物産館flatto(ふらっと)」で20日から受注販売会がスタートした。

 2学期に商品開発をテーマに学習。コンセプト、デザイン、価格設定、広報などの分野を学んだ。

 その一環として南相馬市の被災地も訪問し、生徒たちは「互いの地域を思い合う商品を作りたい」という開発コンセプトに決め、商品名は「結―むすび―」とした。松明あかしの炎と野馬追の馬ていをイメージしたデザインで、複雑な曲面が四方に光を放つ。

 初めての販売会には後藤唯花さん、服部優希さん、野崎萌さんの3人が参加した。女性客らに、「結」に込めた思いや商品の特長などを説明した。3人は「被災地を初めて訪れた経験が商品開発に大きく影響した。古里を元気づけられるようなアクセサリーになったと思う」などと話していた。

 ピアス、イヤリングは各1万1千円。それぞれ50セット限定の受注生産。商品に関する問い合わせは小高ワーカーズベース(電話0244・26・4525)へ。