伝統の技、菊花のような造形を生む 喜多方・彼岸花作り最盛期

 
最盛期を迎えている彼岸花作り=22日午前、喜多方市シルバー人材センター

 喜多方市シルバー人材センターで、仏壇に供える造花の彼岸花作りが最盛期を迎えている。

 作業場では、色を染めて円形に型抜きした半紙にはさみを入れ、細かい花びらを形作る。会員がこの紙を何枚も重ねて菊花のような造形を生み出し、色や形の組み合わせで「七ツ花」「九ツ花」にして完成させている。

 彼岸花作りは雪が深く生花が少ない会津地方に伝わってきた生活の知恵。同センターが伝統技術の継承も兼ねて、1995(平成7)年から生産に取り組んでいる。今年は約250本を予定し、3月10日まで作業が続けられる。