郡山・太田西ノ内病院で「クラスター」発生 患者と職員12人感染

 

 郡山市と県、太田西ノ内病院(郡山市)は23日、入院患者と病院職員計12人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。21日に3人、22日に6人、23日には3人の陽性が判明、県内35例目のクラスター(感染者集団)に発展した。県内の感染確認は計1888人となった。

 感染が確認されたのは脳神経系、循環器系、産婦人科の三つの病棟で、病院は23日までに職員約400人と入院患者約100人を検査した。ほかに陽性は確認されていないが、検査を病院全体に拡大する方針で、入院患者約420人、職員約1100人を週内に検査する。感染した人と接触した可能性のある退院した患者約20人も調べる。脳神経、循環器系の病棟に勤務する看護師ら約70人は自宅待機しているという。

 病院は24日から新規の外来患者の診療を一部制限する。重症者の救急搬送は受け入れるが、入院や手術が必要な救急患者を受け入れる2次救急病院としての機能継続については協議中としている。

 県と福島医大はクラスターの早期収束に向け、医師や看護師らを派遣した。

 ほかに3人確認

 県は23日、太田西ノ内病院の入院患者と職員を除き県内で新たに3人の感染が確認されたと発表した。

 22日の感染判明分で、石川町の10代男性といわき市の50代会社員女性、福島市の40代会社員男性。23日に感染が分かった太田西ノ内病院の3人について、県は24日に詳細を発表する。

 県によると、22日までに8人が退院、1人が宿泊療養施設を退所した。同日現在の入院者(予定含む)は86人で病床使用率は18・3%。重症者は2人増えて7人。2人が宿泊療養中。