コロナワクチン供給見通し週内にも 相馬市長「早期に日程を」

 
オンライン会合でワクチン接種について意見を示す立谷市長

 河野太郎行政改革担当相は23日、新型コロナウイルスのワクチン供給の見通しについて「今週には少し日程的なものをしっかりと出したい」と述べ、医療従事者への接種を着実に進める考えを示した。オンラインで行った全国知事会と全国市長会、全国町村会との意見交換で明らかにした。

 河野氏は「国内にワクチンが入ってくれば在庫量を調整して対応できる。自治体の意見を聞きながら進めていきたい」と述べた。

 市長会長の立谷秀清相馬市長は、供給量や日程などが定まらないため計画策定に支障を来していると指摘。「集団接種などが始まれば接種を途中で止めるわけにはいかなくなる。供給状況が分からなければ現場は仕事ができない。早期に供給スケジュールを示してほしい」と求めた。

 また医療従事者への優先接種について、供給量の関係で医療関係者間でも接種の順番に差が出ることから「県と市など基礎自治体が連携しなければ対応が難しい」と強調。接種情報管理の新システムに関しても「市町村になるべく負担のかからないようにしてほしい」と訴えた。

 このほか、町村会長の荒木泰臣熊本県嘉島町長は「離島や中山間地では医師や看護師の確保が難しい。早めに見通しを示してほしい」と要請。全国知事会長の飯泉嘉門徳島県知事も都道府県での弾力的な対応や国と地方間での情報共有ができるよう求めた。