北信中・佐藤さんが最高賞 全日本学生児童発明くふう展

 

 第79回全日本学生児童発明くふう展で、佐藤琉碧さん(福島・北信中1年)が制作した「ドアの新型コロナウイルス不活化装置」が最高賞の恩賜記念賞に輝いた。発明協会の主催。

 佐藤さんの作品は、ドアノブに取り付けることで発光ダイオード(LED)から照射される紫外線でウイルスを不活性化する仕組み。紫外線が皮膚や目に当たらないように人を感知すると自動で照射が止まり、人がドアノブを触った後、再び照射するように設定した。

 佐藤さんはコロナ禍で不特定多数の人が触るドアノブを不安に感じたことをきっかけに制作を開始。システムエンジニアの父親から助言を受け、約2週間で完成させた。佐藤さんは昨年、特別賞(日本弁理士会長賞)を受けており、昨年を超える結果に「最初は実感が湧かなかったけれど、今はうれしい」とはにかんだ。

 発明くふう展には、都道府県単位の各支部ごとに小学生から高校生の推薦作品551点と、新型コロナの影響でコンクールを中止した地域から直接応募のあった225点を合わせた計776点の応募があった。佐藤さんのほか、県内から斎藤陽樹君(郡山・桜小2年)と吉田真俐さん(いわき・湯本二中1年)が入選した。学校表彰として北信中が豊田佐吉賞に選ばれた。