「GReeeeN」被災地にエール 福島、東北はボクたちの故郷

 
「音楽で寄り添っていきたい」とのメッセージを寄せたGReeeeN

 郡山市ゆかりの4人組ボーカルグループGReeeeN(グリーン)が、東日本大震災から10年の節目を迎える11日に合わせ、福島民友新聞社などにメッセージを寄せた。「福島、東北はボクたちGReeeeNの故郷。これからもボクたちの音楽が皆さんを優しく照らす、星影であれますように」と、被災地にエールを送った。

 メッセージでは「力強く立ち上がろうとする皆さんの姿を見て(中略)音楽で寄り添っていきたい、と強く思うようになりました」と10年間を振り返り、「皆様の日々が前に向かっていくことを願ってやみません」と思いを込めた。

 2007(平成19)年にメジャーデビューしたグリーンは、本県の大学で歯科医師を目指していたHIDEさん、naviさん、92さん、SOHさんの4人で結成。メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立のため顔を伏せて活動。震災後は被災地に寄り添う活動も続けている。

 20年には福島市出身の作曲家古関裕而がモデルの朝ドラ「エール」の主題歌「星影のエール」を歌い、紅白歌合戦にも出場。郡山市フロンティア大使に任命されており、JR郡山駅前にはメンバーの手形と足形、メッセージが刻まれたモニュメントが設置されている。

【メッセージ全文】
あれから10年となります。
最近もまた大きな地震がありました。
あの時も音楽の意義を考えて迷いましたが、逆境の中、力強く立ち上がろうとする皆さんの姿を見て、その日々に笑顔が、平穏が取り戻せるように、音楽で寄り添っていきたい、と強く思うようになりました。
帰れない故郷に思いを馳(は)せながら、新たな生活をはじめた方
未(いま)だ、その時計が止まったままの方もいるでしょう。
それぞれがそれぞれの想(おも)いを抱きながらも、
それでも皆様の日々が前に向かっていくことを願ってやみません。
福島、東北はボクたちGReeeeNの故郷。
これからもボクたちの音楽が皆さんを優しく照らす、星影であれますように。
GReeeeN