パイオニズムがソフトバンク、ヤフーと連携 若者対象、起業支援

 

 IT関連のベンチャー起業家らでつくる一般社団法人パイオニズム(南相馬市小高区)は10日、通信大手のソフトバンク、ヤフーと連携して、起業に興味のある若者を支援するプロジェクトを始めた。新産業の創出で復興につなげる。

 ソフトバンクとヤフーによると、両社共同で福島の復興を支援するのは初めて。小高区にある民間複合型施設「小高パイオニアヴィレッジ」を拠点に対面とオンラインで支援する。ソフトバンクは幹部社員を講師に充て、起業や事業運営をサポート。ヤフーは検索機能を活用したネット募金を行い、運営資金などを支援するという。震災月命日の毎月11日にオンラインのイベントを開き、情報共有と交流も図る。

 対象は県内出身者、居住者または県内に拠点を置いて起業を目指す16~29歳の人。南相馬市などに滞在しながら1年をめどに起業を目指す「アポロ」と、中・長期的な目線で起業を考える「ロケット」、起業する人をサポートする「ブースター」の三つのコースがある。

 募集期間は10日~4月18日でプロジェクトの公式サイトから申し込む。エントリーシートと面談で選考する。プロジェクト開始は5月11日の予定。受講費は無料。

 パイオニズムの和田智行代表は「次の10年を担うリーダーを育成する。多くの人に応募してほしい」と呼び掛けた。

 問い合わせはパイオニズム(電話0244・26・4665)へ。