西ノ内病院、クラスター141人に拡大 福島県、16人感染2人死亡

 

 県は11日、県内で16人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。10日に陽性が判明した。このうち8人は太田西ノ内病院(郡山市)の職員7人と出入り業者1人で、クラスター(感染者集団)は141人に拡大した。県内の感染確認は計2160人。県内で入院し治療を受けていた80代男性が9日、80代女性が10日に亡くなり、死者は計90人となった。

 市町村別の内訳は郡山市8人、田村市と三春町各2人、南相馬市と鏡石町、宮城県、愛知県各1人。東京電力によると、福島第1原発に勤務する協力企業の40代男性作業員が含まれている。県外の2人は仕事で本県に滞在し、体調の変化や陽性者との濃厚接触がありPCR検査を受けた。

 10日までに9人が退院した。入院者(予定含む)は229人で同日現在の病床使用率は48.8%となり、ステージ4(爆発的な感染拡大)の指標となる50%に迫っている。重症は10人。9人が宿泊療養中で、2人が自宅療養している。