木製の仕込み桶でしょうゆ造り 技術継承へ、伊達の業者が初挑戦

 
木桶の側面に日付などを書き入れる鈴木社長

 伊達市の「玉鈴醤油」は、木製の仕込み桶(おけ)を使ったしょうゆ造りに初めて取り組む。10日、醸造に使う木桶が香川県の「ヤマロク醤油」から届き、鈴木利幸社長(45)が木桶の側面に名前と日付を筆で書き入れた。

 木桶を使ったしょうゆ造りの技術を伝承しようと企画した。木桶を使うことで醸造に必要なこうじ菌が定着しやすくなり、独特な味わいのしょうゆを造れるという。

 手入れを続けることで100年以上使用できるという木桶を使った醸造。鈴木社長は「(しょうゆ造りの)未来を想像しながら、木桶での醸造技術を伝承していきたい」と力を込めた。