横断幕動画「被災者に笑顔を」 福田小児童、復興への思い新た

 
動画を視聴し、復興への思いを新たにする児童ら

 震災から10年に合わせ、復興支援への感謝のメッセージを宇宙から発信する動画の視聴会が11日、川俣町の福田小で開かれた。宇宙飛行士の野口聡一さんが読み上げるメッセージに児童が耳を傾け、復興への思いを新たにした。

 全校児童51人が参加。自分たちが縫った横断幕が掲げられた国際宇宙ステーション(ISS)内で、野口さんが「復興10年。これからは、私たちが世界に恩返しする番です」などと読み上げる様子を視聴した。

 一般財団法人「ワンアース」(茨城県)や被災市町村でつくる実行委員会のプロジェクト「東北復興宇宙ミッション」の一環で、メッセージは動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開された。視聴会には実行委員長を務める宇宙飛行士の山崎直子さんもオンラインで参加した。

 動画を視聴した佐藤未南乃(みなの)さん(12)は「自分たちで縫った横断幕が世界に発信されてうれしい。動画を見た被災者の方々に笑顔になってほしい」と話した。