福島県で9人感染確認 新型コロナ、西ノ内クラスター144人に

 

 県は12日、県内で新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。11日に陽性が判明した。3人は太田西ノ内病院(郡山市)の職員と退院した患者で、クラスター(感染者集団)は計144人に拡大した。県内の感染確認は計2169人。

 3月の感染者数は200人を超え、計207人となった。このうち138人が太田西ノ内病院など五つの医療機関、高齢者施設で発生したクラスターで感染した。県内最大のクラスターとなった同病院について県は、厚生労働省のクラスター対策班の助言を得て、原因などの分析を進めている。

 新たに感染が確認された9人は郡山市3人、矢吹町2人、いわき市、喜多方市、本宮市、石川町が各1人。1日当たりの感染者数が10人を下回ったのは1日以来、10日ぶり。

 県によると、11日までに11人が退院し、1人が宿泊療養施設を退所した。入院者(予定含む)は224人で、病床使用率は「ステージ4」の指標である50%に迫る47.8%。重症は10人。11人が宿泊療養中で、2人が自宅療養している。