福島・古関裕而記念館「再開館」 構成など一新、ファン楽しむ

 
再開初日から来場者でにぎわう古関裕而記念館

 福島市出身の作曲家古関裕而を紹介する福島市の古関裕而記念館は13日、構成や展示を一新して再開館した。初日から大勢のファンらが訪れ、古関の写真や直筆譜、レコードなどをじっくりと鑑賞した。

 1988(昭和63)年の開館以来初の全館刷新。最新の立体音響技術を使用した「古関メロディーサウンド・トリップ」では、古関音楽が映像とともに楽しめる。

 同日はオープニングセレモニーが行われた。古関裕而の長男で音楽家の古関正裕さん(74)が出席し「楽曲が広まって福島市の発展にも貢献でき、父も喜んでいると思う」とあいさつした。正裕さんや木幡浩市長らがテープカットで開館を祝った。

 最初の入場者となった本宮市の会社員石川久男さん(42)は、古関裕而をモデルにしたNHKの朝ドラ「エール」を見て古関ファンになった。「以前と比べ展示が見やすくなった。立体音響は下から響いてきて驚いた」と、新しい展示を満喫していた。

 隣接する「ふくしん夢の音楽堂」ではこの日、バリトン歌手佐藤一成さんらによる古関メロディーコンサートも開かれた。

 記念館の開館時間は午前9時~午後5時(入館は同4時30分)。再開館に合わせ、新たに入館料を設定した。一般300円、小・中学生100円。