「会津花火」夜空に思い込め 震災10年、若松と柳津で打ち上げ

 
震災犠牲者への哀悼の思いを込めて打ち上げられた花火=会津若松市・鶴ケ城西出丸付近から撮影

 「見上げよう、ひとつになろう3・11AIZU HANABI(会津花火)」は11日、会津若松市と柳津町で行われ、東日本大震災の犠牲者への哀悼の思いを込めた花火が夜空に打ち上げられた。

 東日本大震災から丸10年に合わせ、県内20カ所で同時に打ち上げられた花火の一環。新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者や、地域の未来を担う子どもたちを元気づける目的に行われた。一般社団法人会津花火が主催し、会津青年会議所、会津若松商工会議所青年部、県中小企業家同友会会津支部が協力した。

 会津若松市では、市のシンボル鶴ケ城近くで約500発が次々と打ち上げられた。新型コロナの感染防止のため、詳細な打ち上げ場所や時間は非公開だったが、花火の模様は動画サイト「ユーチューブ」の市公式チャンネルで配信された。柳津町では、只見川沿いの棚田で数多くのろうそくに火がともる中、暗闇に花火が次々に打ち上げられた。

 ろうそくの点灯は、地元の小巻地区の住民らが「悲しい災害が二度と起きないように」との祈りを込めて行った。