「絆ウオーク」相馬出発 八戸まで570キロ、東北4県現状発信

 
旗を掲げ、出発する「絆ウオーク」の実踏隊

 東北の復興と発展支援を目的とした「絆ウオーク」は14日、相馬市のスポーツアリーナそうまからスタートした。東北4県の16都市で支援活動を展開し、歩きながら東日本大震災から10年の被災地の現状を発信する。

 日本ウオーキング協会などでつくる東北復興支援運動体実行委の主催、福島民友新聞社などの後援。青森県八戸市までの約570キロを4県ウオーキング協会員らでつくる実踏隊10~30人でリレー方式で歩く。

 11月までに八戸市を目指す第1期と、12月~来年3月に東京都から福島市までの約360キロをつなぐ第2期を予定している。各会場では運動教室などが行われるほか、オンラインアプリで東北の情報発信を行う。

 出発式では、県ウオーキング協会の鈴木康郎会長が出発宣言。特別ゲストとして、元プロ野球巨人の鈴木尚広さん(相馬市出身)やラグビーワールドカップ2015日本代表の真壁伸弥さん、吉本興業所属のお笑い芸人レギュラーが参加者にエールを送った。立谷秀清相馬市長や菅野芳美福島民友新聞社常務事業局長ら関係者も出席した。

 その後、実踏隊が自治体同士の絆を結ぶ「シンボルフラッグ」を掲げ、相馬市から新地町までの約10キロを歩いた。4月10日には新地町を出発し、宮城県に旗が引き継がれる。

 立谷市長は震災や新型コロナウイルス、先月の本県沖地震を例に挙げ「災害が起きるたび全国の自治体の絆は強まっている。このイベントを通して被災地の協力体制がますます強くなると期待している」と語った。