ウルトラ警察隊に感謝 安全と安心に尽力、福島県警本部で帰県式

 
県警幹部らに見送られながら会場を後にする特別出向者

 福島県に特別出向している警察官(愛称・ウルトラ警察隊)のうち、出向元の22都道府県、皇宮警察に戻る51人の帰県式が15日、県警本部で行われた。被災地の安全と安心に尽力した隊員たちの功労をたたえた。

 和田薫本部長が帰県代表者に辞令を手渡し「行方不明者の捜索やパトロールなど被災地の安全・安心の確保に取り組んでくれた。経験を糧として、勤務地でも活躍することを願っている」と式辞を述べた。内堀雅雄知事は感謝状を贈呈し「県民を守るヒーローとして大きな安心を与えてくれた。県民は皆さんへの感謝の気持ちを決して忘れない」と祝辞を述べた。

 式典後、警視庁に戻る中村裕一巡査部長(43)は「帰還困難区域にあり、県民が大切にしている家の犯罪抑止活動に力を入れてきた。東京に帰っても福島を応援していきたい」、南相馬署の今井隆正巡査部長(38)(群馬県警)は「今後も復興につながる懸け橋として何かできれば」と話した。