福島県オリジナル花卉4種の名称発表 「リンドウ」と「カラー」

 
(上)左から天の川、はにかみ(下)左からミルキームーン、キビタンイエロー

 内堀雅雄知事は15日の定例記者会見で、県オリジナル花卉(かき)4品種の名称を発表した。リンドウの福島栄(えい)22号は「天の川」、カラーの福島1号は「はにかみ」、福島2号は「ミルキームーン」、福島3号は「キビタンイエロー」で、内堀知事は「生産振興や販売促進活動に取り組む」と語った。

 県は昨年11月6日から1カ月間名称を公募し、県内外の640人から1778点の応募があった。JAグループ福島や県内の花卉卸業者らの意見を聞きながら審査し、花の特徴を踏まえ、得票数が最上位だった名称案を選んだ。

 新品種は県農業総合センターが開発。リンドウは1989(平成元)年から開発が始まり、今回が7品種目。カラーは2004年から開発され、今回が初の品種となった。県は23年に東京中央卸売市場への出荷を目指す。

 県産カラーの同市場でのシェア(19年7~9月)は全国1位で、県は新品種開発でさらなる販路拡大を図るとしている。

 【天の川】花の外側は赤紫と淡い紫のストライプ。内側は鮮やかな青紫色で先端に小さな斑点模様。本県では9月上旬~下旬ごろの出荷となる。花がよく目立ち、暗い中でも花が閉じにくい。市場は仏花に加え、家庭、贈答、婚礼用としても期待できると評価している。

 【はにかみ】花の地色は白で縁にうっすら桃色が入り、はにかんだ表情のよう。桃色の濃淡は開花する時期で変化。ラッパ形で、切り花の長さは50~60センチ程度で比較的コンパクト。市場は、カジュアルフラワーとして家庭用を中心とした利用が見込めると評価している。

 【ミルキームーン】花はクリーム色のロート形で、比較的大きく開く。切り花の長さは55~65センチ程度。市場は、全体のバランスが良く、家庭用を中心に贈答から婚礼まで幅広い用途が見込めるとし、市場関係者の過半数が「取り扱いたい」と評価している。

 【キビタンイエロー】花は県のマスコットキャラクター「キビタン」のような、鮮やかなやや明るい黄色のロート形で大きく開く。切り花の長さは65~75センチ程度。外観の品質が特に優れる。市場は、高級路線の婚礼・贈答用としての利用が見込めると評価している。