避難所生活振り返る 富岡のNPO、広野でメモリアル演劇公演

 
朗読劇で避難者たちの思いを語る出演者たち

 NPO法人富岡町3・11を語る会は16日、広野町のふたば未来学園高で「3・11メモリアル演劇公演」を開いた。町民らが10年前に郡山市のビッグパレットふくしまで送った避難所生活について、演劇や朗読などで振り返った。

 原発事故に伴い、同町と川内村の住民の多くはビッグパレットに避難した。避難所が開設された日から10年の節目に、原発事故被災地の今後を考えてもらおうと企画した。

 「生きている 生きてゆく~ビッグパレット避難所記より」と銘打たれた朗読劇には、町民や同校生徒計20人が出演した。

 「家に帰りたいわね」「戦争より放射能の方がひどい。全てを失った」「人生全て一からで、これからが一番大切だから」―。出演者は避難所開設当時の大学生ボランティアがまとめた避難者のつぶやきを朗読で披露。避難者たちの思いを代弁していた。公演の模様は動画配信サイトユーチューブで公開する予定。