「がん治療棟」22年度稼働 会津中央病院、化学療法室など集約

 
会津中央病院内に建設される治療棟の完成予想図

 会津中央病院(会津若松市)は、同病院にがんに特化した治療棟「がん集学的治療センター(仮称)」を建設する。診察室のほか、化学療法室、免疫療法室、検査室などを集約し、各種の療法を組み合わせ、患者に合わせた医療を提供する。治療棟は2022年度内に稼働開始予定。16日に現地で地鎮祭が行われ、関係者が工事の無事を祈った。

 治療棟は鉄筋コンクリート造りの地上3階建て。延べ面積は約2017平方メートル。工期は22年6月まで。新たに開発された放射線治療装置などを新規導入する。安全性を確保しながら、放射線の照射精度の高い治療が可能になるという。このほか、患者の心理的負担も軽減しようと、内装にも配慮する。

 地鎮祭に約15人が参列。武市和之病院長らがくわ入れし、玉串をささげた。武市病院長は「治療だけでなく、癒やしの空間にしたい。患者が快適に治療を受け、家族がサポートしやすい環境を整えたい」と話した。